畑作業から

 畑作業を始めて3か月目になってきた。この時期は夏野菜の植え付けが終わり、そろそろ収穫時期を迎えている。これまでに収穫できた野菜の種類は、シュンギク、キューリ、トマト、ナス、インゲンマメ、ジャガイモ、加えて昨年収穫した蕎麦まで味わえた。収穫する喜びは格別だが、収穫するまでに多くの労力が必要となる。作業の流れをまだ掌握できていないが、大まかな畑作業は、作付け計画、種苗の購入、種蒔き・育苗、土作り、植え付け、管理作業、収穫、保存・貯蔵、種とりなどであろうか。作付け計画を立てるには、先ずは、畑をどのように区分けしてどこに何を植えるかを決める作付け計画を立てなければならない。作付け計画は1年(春~夏にかけて収穫する野菜、秋~冬にかけて収穫する野菜)だけでなく、輪作も考えて立てるようにする。また隣に植えることで、病害虫予防や生育促進などの効果がある組み合わせもあるので組み入れても面白い。種苗の購入はホームセンターや藤沢のタネトウ商店で購入する。苗は高額なのでできるだけタネから育てたい。タネは高温と湿気を嫌うので、余ったタネなどは封筒など袋に入れておくと湿気を吸ってくれる。保存場所は冷暗所で、密閉容器に乾燥剤を入れ、冷蔵庫にしまっておくことが重要。タネの寿命は野菜により異なるが、時間の経過とともに発芽率は落ちる。タネ袋に使用期限が記載されているのでそれを目安にするとよい。

 ワンポイント:タネまき・育苗:タネを畑に直接まくのではなく、苗まで育ててから畑に植え付ける場合はポットにタネをまいて育苗する。一定期間、人工的な環境で苗を育成することを育苗と言う。