蟄中啓戸

「蟄中啓戸」「ちっちゅうこをひらく」は、「すごもりのむしとをひらく」と読みます(AI)。この言葉は、七十二候の一つで、二十四節気の「啓蟄」の初候に該当します。具体的には、3月5日から9日頃になります。この時期、土中で冬ごもりをしていた生き物たちが春の陽気を感じ、戸を開けて外に出てくる様子を表しています。早朝、散歩中にご近所の庭のハクモクレンの開花を目にしました。次の角を曲がると別のうちの庭から道路へ向けて夏ミカンと紅梅かきれいでした。夏ミカンの収穫は春です。遠い昔の小学生の頃に遠足で萩を訪れた際、母の好きな夏ミカンをお土産に買ったのを思い出しました。私も夏ミカンが大好きです。(2024年3月7日)