昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。今年も引き続き、よろしくお願いいたします。

 皆様にとって昨年2023年はどのような一年でしたでしょうか。長かったコロナ禍もようやく収まりつつあり、普段の生活に戻り始めたのではないでしょうか。

私は退職後2年目となり、自宅で過ごす時間が多くなりました。ゴルフ中継の視聴やメジャーリーグで活躍する大谷選手のTV観戦時間が増えました。また机に向かい、自身のホームページやYouTubeなどへも挑戦し、自宅ごもりの時間が多かったように思います。これは健康に良くないと思い、出来るだけ外に出かけて歩くように心がけましたゴルフは、年間ラウンド回数は30回と過去最多で、ベストスコアは82、平均スコアは92でした。スポーツ観戦も増え、正月には日大藤沢高校サッカー全国大会ベスト16までの試合と同校の夏の甲子園への神奈川大会準々決勝までの試合を応援観戦しました。また横浜スタジアムへも足を運び、ベイスターズ戦を4回ほど観戦し、ファンに交じって勝利の応援の流れを知りました。女子プロゴルフの資生堂レディーストーナメントを戸塚CCで、また男子ゴルフ日本シリーズJTカップを読売CCでギャラリーとして観戦しました。

2回目となるオホーツク紋別での移住体験は9月の2週間を過ごしました。北の大地は雨天の日が多く、残念ながらサケは釣れませんでした。オホーツク海に流れ込む渚滑川はきれいで水量も多く、上流の豊かな森林が紋別地方の漁業を支えています。まさに森林、河川、農地、海洋の森里海連環を肌で感じることができました。10月と11月は、大学の同期でゴルフを楽しむ秋田ツアーと広島ツアーに参戦しました。秋田ではなまはげの参加もあり、楽しい同期会でした。広島県竹原市の瀬戸内ゴルフリゾートは海に面した戦略性の高いゴルフ場でした。市内観光も兼ね、歴史ある竹原市の町並みを堪能しました。

コロナ禍で3年以上にわたる行動規制が緩和されつつある中で、海外に目を向けると、2022年に始まったロシアとウクライナの戦争が終結していない状況が続いています。また中東ガザ地区の紛争についても国際社会から停戦を求める声が高まっています。停戦は望ましいことですが、実現には時間と努力が必要なようです。自然災害も世界中で起こりました。ハワイの山火事やオーストラリアの干ばつなどの自然災害を引き起こす原因には、地球温暖化や地球沸騰化などが取り上げられます。その誘因は人類の自然への異常な働きかけによるものです。ここでも公平性のバランスを保つことが求められます。

一方国内においては、小中学校でも話題になったSDGsは、少し分かりにくい部分もありますが、人間として普通に努力して生活することで達成できることが大半を占めます。戦争などでCO2 排出量の増加に転じた現状を子どもたちにどのように説明できるのでしょうか。

昨年のスポーツ界では、WBCジャパンが14年ぶりの優勝で列島が湧きかえりました。大谷選手、ダルビッシュ選手、ヌートバー選手ら大リーガーと村上選手や岡本選手らプロ野球トップ選手の混成チームで臨み、歴代最強の声が上がりました。また将棋界の藤井聡太竜王が史上初の八冠独占を成し遂げました。一方では闇バイトやジャニーズ問題、ビッグモーター不正請求等が発覚しました。異常気象で夏の平均気温過去最高に達したことや、処理水放出の開始による中国発の迷惑電話もありました。加えて北朝鮮の大陸間弾道ミサイルの発射の異常事態なども大きく報道されました、個人的には話題にしたくないこととして、日大アメフト部員の違法薬物問題とそれに派生した日大の危機管理能力を問われたニュースは、連日にわたり長時間取り上げられた年でもあり、重い苦しい日々の連続でした。悪夢から早く覚めたいものです。良いニュースばかりではない一年でした。

2024年の今年は干支で言うと「辰年」です。辰年は十二支の中で唯一の架空の生き物、龍(竜)です。龍が現れるとめでたいことが起こると伝えられてきました。新たな2024年が悪事を払い、良きことの多い、平安な世の中であって欲しいものです。

今年の私の目標は庭師の資格取得とその実力を付けることと、併せて出来るだけ藤沢の畑仕事に参加することや研究会活動にも積極的に参加し、少しでも社会に役立つことを心掛けたいと思います。

樹木の剪定についてはある程度の基本は山口の実家で習得しています。しかし針葉樹の剪定、特にマツの剪定は体験がありません。講習会等でしっかり技能を身に着けて実践に臨みたいと思います。畑作業は時には筋肉痛になる作業も有りますが、出来るだけ出席率を上げる努力をします。スポーツと言えるかどうかわかりませんがゴルフ場ではできるだけ歩くようにします。今年の目標は、平均スコアは80台、ベストスコアは70台を目指します。

釣りは、昨年のオホーツク紋別でのサケ釣行2年連続でボウズとなり、情けない結果に終わりました。今年は三度目の正直にかけ、再挑戦する予定です。横浜近辺での釣りについては、アジ釣り、キス釣りやハゼ釣りを楽しみたいと思います。私のつりは、釣れないのがつりで、釣れたらラッキーと思うようにしています。

湘南健康長寿研究会では、引き続き会誌の編集作業や講演会のサポートを心掛けます。今年は、会員数の確保などに連動できるイベントの開催も仕掛けていく予定です。

研究会等への出席回数は現役のころに比べると少なくなりましたが、各種委員会委員も後任の方などへお願いしてきました。こども樹木博士認定推進協議会の会長については、ようやく引き継いでいただける方が見つかり、ご快諾いただくことができました。こちらについては、以前、藤沢市を中心に神奈川県内で子ども樹木博士のイベントを実践していたころを思い出し、地域の方々と樹木観察ツアーなどを開催して楽しみたいと思います。 

コロナも終息したのかどうか分からない中、インフルエンザに加えて悪い感染症も流行っています。風邪など引かれませぬよう注意し、健康で幸多き充実した一年になりますよう祈念申し上げます。(20241月元旦)