大きく変わった令和6年1

 

私自身は、これといったこともしないまま1月が過ぎ、明日からは2月になります。2024年の正月は、重苦しい新年の年明けとなりました。能登半島地震で被災された方々にはお見舞い申し上げます。能登半島全体が地震の活動域に入り、東西150㎞にのびる活断層が大きくずれ動き、4mもの隆起が検出されるなど大規模な地殻変動が確認されました。この隆起で漁港は大打撃を受けましたが、逆に津波の軽減になったとも伝えられています。地震による活断層のずれは、阪神淡路大震災時にも確認されましたが、今回は、複数の活断層が連動した可能性が高いとしています。直下型の激しい揺れで住宅や道路がずたずたにされました。これが首都圏や大都市直下型だったら被害は甚大であり、ゾッとし、同時に自然の力には抵抗できないことを思い知らされました。人間が引き起こす様々な災厄は、何とか防ぐことができればと思います。寒い中で日常を失った被災者の方々には、本当に心が痛みます。水を運ぶために車を使っても、道路が塞がれているため、自由に動くことができません。救済の手が差し伸べられてきてはいますが、飲み水や食料、トイレ、風呂、安眠できるベッド、医療、そして語らいや情報入手など、日常生活に必要なものが揃うまでには、まだ時間がかかるでしょう。元旦の震災により、被害が広がり、帰省されていた若い方々の犠牲者が出たことが報じられています。また、逆に若い方々が帰省されていたことで、若い力が被害の拡大を防いだとも言われています。一刻も早い復旧が待たれるところです。