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エダマメの育て方・栽培方法

取り敢えず、サカタのタネのホームページよりエダマメの栽培方法を参考にします


栽培暦

エダマメの種蒔き時期と収穫時期:一般的には、4月中旬から6月初旬ごろが適期です。


 

畑の準備

●2週間以上前

直まきまたは定植の2週間以上前までに苦土石灰を前面に散布し(2~3握り約100g~150g)、深く耕します。

●1週間以上前

堆肥1㎏と元肥(化成肥料80g~100gと過リン酸石灰50g)を施して耕し、畝を作ります。初期育成をよくし、雑草防除も兼ねるためポリマルチをすと良い。 

 

 

タネまき~定植の育苗管理

 

 タネまきは、直まきとポットまきいずれも、直径4~5㎝、深さ2㎝くらいの穴を作り、3~4粒まき、元の面と同じになるよう覆土します。子葉が開き始めた時に間引いて、2本立ちにします。ポットまきでは初生葉が展開したら(タネまき後10~15日)定植します。

 

●ポットまき

<ポイント>生育が早いので作業は遅れないように!

 

 ハトなどの食害を避けるには、ポットまきにするか、直まきでは初生葉が出るまでネットなどをかけます。タネまき後4~6日くらいで発芽します。2条栽培の場合は1本立ちでもかまいません。


 

●施肥方法

1.マルチをまくる(マルチありの場合)

2.化成肥料を肩部片側2m(4株分)に1握り(約50g)をばらまく

※反対側にも同じように施肥する

3.肥料と土が混ざるように軽く耕す

4.マルチを戻す(マルチありの場合)

 

●土寄せ方法

(マルチあり、なし共通)

通路などからクワなどで土をすくい、株元にかける

<POINT>追肥は生育の状態をみて!

追肥量は1平方メートル当たり1握り(約50g)とします。生育が良い場合は追肥する必要はありません。土寄せは倒伏を防ぎ、発根をよくします。

病虫害

アブラムシ、マメシンクイガは発生期に、また、カメムシには莢が小さい時から肥大中に、殺虫剤を散布します。すべての農薬散布は開花後2週間以内に終わらせるようにします。

<POINT>病虫害防除は早め早めの対応を!

アブラムシの被害を予防するため、直まきする時、あるいは苗を定植する時に穴に浸透移行性殺虫剤をまいておくのも有効です。


収穫

タネまきから収穫までの期間は極早生種で80~90日、早生・中生種で90~110日ほどです。収穫の適期幅は5~7日です。株の中央部の莢が膨らんで、実が固くならない程度の株を、株ごと引き抜くか、熟した莢から順に収穫します。莢が黄色くなり始めると実がかたくなり、風味がなくなります。

<POINT>収穫したらすぐゆでる!

長い間収穫を楽しむためには1週間~10日程度の間をあけてタネまきしたり、早晩性が異なる品種を栽培するのも良いでしょう。収穫後、品質は急速に低下しますので、できるだけ早く茹でます。



ツクネイモの育て方・栽培方法

ツクネイモの特徴

ヤマイモ類には、ナガイモ、イチョウイモ、ツクネイモ、ジネンジョがあり、、どれもヤマイモ科に属することから、総称して「ヤマイモ」とも呼ばれています。イモの粘りを比較すると、ナガイモ、イチョウイモ、ツクネイモ、ジネンジョの順に強くなります。

●ナガイモ(長形型):長い棒状の形で、水分含有量が多くて粘りが少なく、スーパーなどでよく見かけます。主な産地は北海道と青森県で、全国の80%以上を占めています。

●イチョウイモ(扁平型):イチョウの葉形のほか、こん棒状、バチ形、仏掌形などが有ります。粘りは中程度で、関東地方で多く栽培され、「大和芋」と呼ぶ地方ももあります。

●ツクネイモ(塊形型):こぶしのような塊形で、粘りが非常に強く、主に関西地方で多く栽培され、通称「大和芋」と呼ばれています。「丹波山の芋」「伊勢芋」「加賀丸芋」などが有名です。

●ジネンジョ:山野に自生している日本原産のヤマイモで、粘りが最も強く、近年は栽培もされています。


ツクネイモの栽培時期

●栽培時期:ツクネイモの植え付け時期は4月~5月が適しています。平均気温が13~14℃となる葉桜の頃が適期で、十分に暖かくなってからタネを植え付けます。収穫時期は、10月~12月になります。

●栽培のポイント:畑で栽培する場合は、日当たりと水はけの良い場所が適しています。ツルが伸びると茎葉も成長するので、安定した支柱を立てます。生育が旺盛となる時期(6~8月)は追肥をしっかり施してイモの肥大を促します。

●好適土壌pH:ツクネイモの好適土壌pHは、6.0~6.5です。雨が多い日本では土が酸性になりがちなので、植え付け前に苦土石灰をまいて良く耕しておきます。

●連作障害:ツクネイモは、連作障害起こる野菜です。同じ場所での栽培は避けて、3~4年の期間を空けるようにします。連作をすると病害虫の発生要因となりますので、注意が必要です。


ツクネイモの栽培基本

 ツクネイモの栽培では、タネイモを植え付けます。タネイモは、春にホームセンターや通販などで購入できます。植え付け時期は、4月~5月の平均気温が13~14℃となる葉桜の頃が適期です。

●土づくり:植え付け3週間以上前までに、植え付け場所の全面に苦土石灰100g/㎡をまいて良く耕します。植え付け2週間前になったら、植え付け場所の前面に元肥として完熟堆肥2㎏/㎡、緩効性化成肥料150g/㎡などを施して土とよく混ぜ合わせます。その後、畝幅70~80㎝、高さ10~15㎝の畝を作っておきます。

●タネイモの準備:タネイモは、子イモ、切イモのどちらでも利用できます。子イモの場合は、カットしないでそのまま植え付けることができます。切イモの場合は、頂芽部分を切り除いてからミカン切りにし、1個当たり50~70gになるようにカットします。切ったら腐敗防止のために、切り口が白くなる程度に日陰で乾かしてから植え付けるようにします。

●植え付け:植え付け当日になったら、深さ10㎝ほどの植穴を掘り、その上にタネイモを置きます。切りイモの場合は、切り口を上に向けて植え付けます。株間は30㎝間隔、覆土は5~6㎝にします。ツクネイモは、乾燥や寒さにやや弱いという性質が有ります。このため、植え付け後に敷き藁を施しておくようにします。追肥は、6月下旬~8月にかけて500倍液肥などを施します。


ツクネイモの栽培手入れ

●支柱立て:ツクネイモは、イモが小型なので支柱を立てなくても栽培ができますが、支柱を立てて立体栽培にするとイモの生育もよくなります。ツルが伸び始めたら、長さ1.8mほどの支柱を株ごとに立てます。支柱は合掌式などにして、栽培中に倒れないようにしっかり固定します。ツルは支柱や園芸用ネットに絡ませて、上方向に伸びるように誘引します。タネイモから芽が2本以上出ている場合は、太い芽を1本だけ残して弱い芽は取り除きます。

●追肥:1回目の追肥は、植え付けから約60日後の6月下旬に、化成肥料20~30g/㎡を株元にパラパラと施します。7月頃から養分の吸収が旺盛になるので、2回目の追肥は、7月下旬~8月上旬に1回目と同様に行います。

●水やり:畑栽培では基本的に水やりの必要はありませんが、ツクネイモは乾燥に弱いので、夏の時期は乾燥しないように水やりをします。敷きワラを施しておくと、乾燥防止と雑草防止の効果があります。


ツクネイモの収穫時期

●収穫適期:ツクネイモは4月~5月に植え付けると、10月中旬以降に収穫ができます。地上部の茎葉が黄色くなって枯れ始めたら、株元の茎を刈り取り、支柱を引き抜きます。刈り残した茎が完全に枯れ上がった頃にツクネイモを掘り出すと、成熟したものが収穫できます。掘り上げたツクネイモは雨の当たらない場所に置き、少し乾燥させてから土を落とし、新聞紙などに包んで保存します。

 

ツクネイモに発生しやすい病気

 主な病気では、葉渋病、炭疽病に注意します。これらの病気は、7月~9月にかけて発生が多くなり、多発すると茎葉が枯死することもあります。薬剤を使用する場合は、ダコニール1000、Zボルドーなどを定期的に散布して予防します。

●葉渋病:葉渋病は、梅雨の時期や秋に降雨が多いと発生しやすくなります。最初は葉の表面に白色の粉が生じます。多発すると葉の光合成ができなくなり、葉や茎が枯死してしまいます。連作を避け、発病した場合は被害にあった茎葉を撤去処分します。

●炭疽病:炭疽病は、葉や茎に発病し、灰褐色などの病斑が現れます。病気が進行すると灰白色になり、発病した部分は枯れてしまいます。雨の多い梅雨の時期に発生しやすいので、密植を避け、風通しを良くして予防します。発病した場合は、被害にあった茎葉を撤去処分します。

 

ツクネイモに発生しやすい害虫

 主な害虫では、ヤマノイモコガ、アブラムシなどに注意します。薬剤を使用する場合は、トレボン乳剤などを適用します。

●ヤマノイモコガ:ヤマノイモコガは蛾の仲間で、体長5㎜くらいの幼虫が葉や新芽を食害します。発生時期は5~10月で、6~7月頃に多発します。幼虫が葉の葉脈だけを残して食害するので、被害が拡大すると株全体が枯れてしまうこともあります。風通しが悪いと発生しやすいため、密植栽培を避け、風通しを良くしてあげます。発生初期に、幼虫や繭を見つけて捕殺します。

●アブラムシ:アブラムシは、野菜、草花、庭木、果樹など、ほとんどの植物に寄生して被害を与えます。体長は1~4mmほどで、茎や葉に集団で寄生して植物の汁を吸収か害します。モザイク病やウィルス病に感染した植物を吸汁したときに体内にそのウィルスを取り込み、健康な植物にウィルスを媒介するので注意が必要です。アブラムシの飛来を防ぐには、0.8mm以下の防虫ネットで覆うか、キラキラテープを張って飛来を防御する方法が有ります。アブラムシは繁殖力が非常に旺盛なため、見つけたら早急に捕殺するか、殺虫剤を株全体に散布して駆除します。



じゃがいもの栽培

ホームセンターバロー(HTTPS://HCVALOR-NAVI.COM/GARDENING/KONSAI/POTATO/POTATO-TEBIKI)よりコピー

※栽培する地域や天候の状況により入荷時期・植え付け時期は多少前後します。


じゃがいも栽培の手引き

 

1.まずは種イモを準備します。一般的に種イモは大きいほど初期生育がよく、茎数が増え、イモ数が多くなりますが、 種イモの大きさが60g以上になるとイモの収穫量に差異はなく、1片の大きさは4060gで 十分です。これらのことから 60120gの種イモは半分に、120190gの種イモは3つ切りに、 190260gの種イモは4つ切りにします。4060gの小さい種イモはそのまま植え付けましょう!

 

  切り分けたイモの管理

 切り分けたイモは23日風通しのよい日陰で乾かすか、草木灰じゃがいもシリカを切り口につけて、植えつけ後の腐敗を防止しましょう!

◆ワンポイントイモの切り方

イモの頂部(ストロンの反対側)の芽は優勢であり、目の数は頂部に多く、基部(ストロンの付け根)に 少ないので、図のように各切片に頂部の優勢な目が必ず入るように、 頂部から基部にかけて切ります。


 

冷涼な気候を好みますので、植え付けは晩霜害の恐れがない限り、早めに植え付けます。浅植えの方が地温上昇の影響が大きく出芽も早いですが、乾燥した畑では逆効果です。一方、深すぎると 出芽が遅れてしまいます。図のように覆土は56cmで、覆土後のうねは少し盛り上がる程度に、マルチ栽培では 810cm(土寄せができないので、厚く覆土して高うねに)を目安に行います。

◆ジャガイモはやや酸性気味の土(ph5.56.0)を好みます。

 

畑など露地栽培の場合は有機肥料と苦土石灰で土作りをする際は石灰は控えめにして酸度を調整しましょう。ベランダ菜園などプランターで栽培する場合、深さ30cm以上・容量20リットル以上の大きな物(出来れば四角いタイプ)がおすすめです。土は初心者なら野菜専用の培養土を選ぶのが良いでしょう。


 芽かき

植えつけ後、芽が出てきたら「芽かき」を行います。大き目の芽を23本残して、 他の芽は根元からかき取ります。

 土寄せ(1回目)

じゃがいもは種イモの上に芽が伸びて、その少し上からストロン(ほふく枝)がでて、その先に新しいイモができます。 従って、 土寄せ(株の根元に土を寄せてかぶせること)をしないとイモが 大きくならない ばかりか、直射日光にあたって 緑色のイモになってしまいます。 1回目は芽かき後に株の根元に被せるように 5cm程度行いましょう。

 中耕

植えつけから培土を行う間に雑草が生えてきますので、除草を兼ねて中耕を行います。そうすることで、土壌をやわらかくし、通気性がよくなり肥料の分解や根の発達を促進する効果があります。

 土寄せ(2回目)

 

 

芽かき後の土寄せは、出芽から約20くらいです。土寄せすることで、根圏が拡大し、雑草が減ります。また、生理障害や緑化イモ、収穫時の傷を減らす効果もあります。地上部が30cmぐらいの 大きさになったとき、さらに1015cm程度の土寄せを行いましょう!


うねの形は、断面がカマボコ型になるように土寄せを行います。山と谷の差が大きいほどイモの着生がよく、少なくともイモができる10cm以上の高さまで土をかぶせ、山と谷の差が2025cm程度になるようにします。

 

収穫

茎葉が半分以上枯れたころ、イモの表面が固くなってから土壌が乾燥している晴天の日に収穫します。土壌成分が多いと腐りやすいので注意します。 掘りおこし後は、半日程度天日で乾かしてから拾い集めます。イモの表面を乾かすことは、付着している菌を殺菌・防除するためにも有効です。春作では、出芽後80100で収穫できます。

 

◆ワンポイント イモの貯蔵法

風通しの良い日陰(暗所)で、5℃前後で貯蔵すると萌芽が少なくなります。イモを重ねて保存したり、袋などに入れて密封状態にすると酸欠状態になり、腐敗する原因となるので注意しましょう。



シュンギクの育て方・栽培方法



シュンギクとは

 

 シュンギクはカルシウム、リン、鉄、カリウムやビタミンC、B1、B2が多く含まれ、特に、ビタミンA効力のあるカロテンはホウレンソウやコマツナより多く、食物繊維も豊富です。特有の香りと歯触りが好まれ、鍋物には欠かせません。また、和え物、おひたし、ごま和えなどの料理にも使え、大変便利な葉菜です。
 シュンギクの品種には、葉幅が広く切れ込みが浅い大葉種、葉幅はやや広く切れ込みが多い中葉種、葉の切れ込みが深くて細かい小葉種があります。最も多く栽培されているのは中葉種ですが、この種には、側枝発生が旺盛で株ごと収穫する株張り型、側枝がよく伸びて摘み取り収穫に向く立性型、そして中間型があります。関西は大葉種、関東は中葉種が好まれています。また、最近、アクが少なくサラダなどで食べられる品種も開発されています。


 

 畑の準備

  タネまきの2週間以上前に苦土石灰を施して耕し、1週間前に堆肥と元肥を施しよく耕して畝を作ります。発芽を良くするために、畝の表面から5㎝くらいの深さまでのゴロ土や石ころを取り除き、土を細かく砕いてから、畝面全体を平らにし、板などで鎮圧しておきます。

 

<POINT> シュンギクは酸性を嫌う!

 1平方メートル当たり、苦土石灰は3握り(約150g)、堆肥は約3㎏、元肥は化成肥料(N:P:Ka=8:8:8)を2握り(約100g)とします。

 

タネまき・発芽までの管理

 タネまきは畑に溝を作り、スジまきします。覆土はシュンギクは向光性なのでわずかにタネは見えるくらい薄めにして、表面を軽く押さえます。水やりは、まいたタネが動かないよう静かに行います。タネまき後は乾燥防止のため、切ワラなどをかけておくと良い。

 


 

 ●タネまき

  <POINT>:発芽まで乾燥させないように!

 

 発芽をそろえるために、タネまきの前にタネを一晩水に浸しておくのもよいでしょう。まき溝の間隔(条間)は15㎝程度とします。タネまき後、5日~1週間で発芽します。

 

 


 ●乾燥防止

  <POINT>:発芽まで乾燥させないように!

 

 切りワラ、または新聞紙をかける(風でとばされないように)


 

間引き、追肥など、収穫までの栽培管理

 

  最初は、本葉1~2枚の時に込み合ったところを間引き、株間2~3㎝にします。次は、本葉4~5枚の時株間を5~6cmにします。この時追肥し、土寄せします。株ごと収穫型品種の間引きはここまでとします。摘み取り型品種は、この語、株間を10~15㎝になるまで間引きしながら収穫します。

 

1.間引き

2.追肥・土寄せ

 

<POINT>摘み取り型品種の株間は広く!

 

 摘み取り型品種の株間は広くとることがポイントです。また、間引き時の追肥量は化成肥料(N:P:Ka=8:8:8)を1平方メートル当たり軽く1握り(約30g)とします。


病害虫

 

  病害の発生は少ない方ですが、べと病、炭疽病は湿度が高い時に発生しやすいので、水はけをよくしたり、できるだけ早く薬剤散布で防除します。害虫では、春はアブラムシ、スリップスが、秋にはヨトウムシ、ネキリムシが発生しやすいので、早めの防除をしましょう。

<POINT>:多湿にならないように!

株が込み合って多湿にならないようにするため、間引きが重要です。収穫も早めにしましょう。

 


収穫

 

  株ごと収穫型品種は、本葉7~8枚、草丈20㎝ほどになったら根をつけたまま収穫し、後で株元を切ります。

摘み取り収穫型品種は、本葉10枚ほどになったら下葉を3~4枚残して上の葉を摘み取ります。わき芽が伸びてきたら下葉を2枚ほど残して摘み取ります。

 

<POINT>:収穫は早めに!

 収穫はハサミを用いることでよいでしょう。茎は細いものの方がやわらかく料理に向くので、収穫は早めにしましょう。春まきはトウ立ち前、草丈が20㎝くらいには株ごと抜き取って収穫してください。